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西区は、三谷町の西端で西田川の東側に位置し、地区内には白鳳年間の勧請と言われている神明神社が鎮座し、西区の氏神です。つまり、西区は八劔神社と神明神社の二重氏子になっている。神明神社は、「海から打ち上げられた神像が祭られている」と伝えられていることから、吹き上げ神明宮とも呼ばれる。
西区は「西新屋(にしあらや)」とも言われており、現在は九百数十戸の戸数を数える三谷町六区の中の一つです。三谷祭と神明神社は関係が深い。それは、神明神社の獅子頭(「御上(いんきょ)神楽」と呼ばれ市指定文化財で室町時代の作と推定される)が、試楽に八劔神社に渡って泊まり、翌日の神幸祭に若宮神社へ神輿と共に渡御するからである。西区の「御上(いんきょ)神楽」が来なければ祭りも始まらないとも言われていました。
当保存会は、三谷祭において神社で奉納される西区練り(郷土芸能)部門全般及び祭礼進行部門全般を受け持ちとしているが、この役割は今日の三谷祭の形態になったと言われる江戸時代より変わることなく現在に至っている。はっきりは分からないが、祭には松区を中心に上区の八劔神社と西区の神明神社、東区の若宮社が参加し、その後北区、中区が加わったと聞いております。お囃子、踊りもいつからは不明ですが、少なくとも山車ができたころにはもうあったと思います。
・明治44年 三谷町青年会(西区支会)できる。これまでは若連・若集連というもので祭をしていた。
・昭和2年 三谷町青年団(西区分団)と改名。
・昭和42年 西区保存会が結成される。
以後西区は、保存会と青年団の二団体で祭り及び伝統芸能を保存・継承しています。
氏神  神明神社、八劔神社
山車  恵比寿の山車
練り  神楽の舞、大名行列、子踊り
備考  西新屋とも呼ばれている
 三谷の最も西方に位置
神幸祭(日曜日)の朝、若宮神社へ向けての山車八劔神社出発での「西区若集(青年)」の山車前への飛び込み(練りこみ)と「山車(やま)おこし」(山車曳き唄)が見ものです。
八劔神社境内から「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とともに一気に山車前まで走り込んでくる姿は圧巻で、また山車前で音頭取りの指す(出す)唄と、それを返す曳き手衆の掛け合いも他の区にないものです。
三谷の山車は、近隣(日本中でも)山車とは大きくその構造が異なっていて、海中渡御をするための構造となっている。
西区の山車は、建造年不詳、大正5年と平成17年に大改築しています。その17年には愛知万博にも出展しました。

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山車の屋根に鎮座している恵比寿様の人形で、海で岩の上に座り、釣り竿で鯛を釣っている姿です。
後ろには「かぶり松」といわれる松の木とススキが飾られています。


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西区の道中曲の中でも最もテンポ、調子のよい曲で、特に神幸祭の八劔神社出発(指し山車)時にはこの曲を演奏します。各区との競演も見ものです。
なお、この曲は子踊り曲としても演奏されています。
神楽舞の前曲として演奏される曲で、今から神楽が始まりますよ、という知らせの曲です。
笛は一人で演奏します。
神楽舞の最後に踊る演奏曲で、獅子頭を手に持ち、縦横無尽にとび跳ねる獅子に合わせて演奏します。
笛は一人で演奏します。
西区の獅子神楽の特色は、神楽舞・芝居に「神子舞」が付随することです。近隣地方には獅子神楽は多く伝承されているが、神子舞をともなう所は見られません。この役は小学校高学年の男子が担い、赤袴に白いチハヤを重ね、頭に小さな天冠を乗せ白足袋を履いて演奏に合わせて舞います。
この神子舞は三谷祭の中でも「準神事」としての役割を担っています。
神楽舞・芝居の舞には「幕の舞」「宝剣の舞」「鈴の舞」があり、舞った次に、歌舞伎の女形を獅子頭を被った舞手が演じる歌舞伎外題を中心とした神楽芝居を上演します。
また「宝剣の舞」は神子舞と同じ「準神事」です。
通称「奴」と言い、裃を着た奴先警固に続いて、御箱、立傘、台傘、帯、鳥毛、長柄から成り、立傘、台傘はそれぞれ1人、他は2人づつの演技でこれに拍子木担当1人、計11人で行ないます。
通称「飛び込み」とも呼び、八劒神社での試楽(土曜日)を終えて、山車と一緒に一同西区地下(じげ)へ帰ってから、神明神社で神楽芝居を演じている最中に、前触れもなく突然青年衆がワッショイ・ワッショイの掛け声とともに舞台に飛び込んできて、練り込みを行ない、続いて山車起こし(山車曳唄)を唄い、また練り込みをする、というように数回練りこみと唄を繰り返して行います。
西区神明神社の祭礼は、4月第3日曜日です。
昭和35年ごろまでは、三谷祭の一週間後になる旧暦九月十五日に行なわれていました。
この春祭りにも、神明神社では青年団、保存会が神楽芝居を奉納しています。
春祭りには、その年の厄年の会が、厄除祈願として参詣者への接待があり、また西区(青年団が代役)・還暦の会・厄年会の餅投げもあり、境内は参詣者でいっぱいの人になります。
夜になると余興として、青年団、保存会による神楽芝居を4〜5外題上演し、また小学校1年〜6年生の女の子が、学年ごとに手踊りを披露します。
さながら田舎の芝居小屋の雰囲気があり、おひねりも飛び交います。